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ヴァイザー新馬勝ち。ノヴェリスト産駒勝ち上がり第1号。

ヴァイザー基本情報

 募集総額 24,000,000
 一口あたり 60,000
 父 ノヴェリスト
 母 ヴァイスハイト
 母父 アドマイヤベガ
 性別
 生産者 ノーザンファーム
 調教師 栗東・高橋亮
 活躍兄姉 なし

今週から2015年生まれのサラブレッドの新馬戦が始まりました。阪神開幕週に組まれた芝1,400m新馬戦をキャロットファームのノヴェリスト産駒ヴァイザーが快勝しました。

レースは前半3ハロン33.7秒というハイペースになり、ヴァイザーは外目の4番手を追走。息を入れづらい厳しい展開ながら最後まで脚を使い、2着タガノスカイハイに半馬身差をつけて優勝しました。

ヴァイザーの母ヴァイスハイトはまだオープン勝ち馬を輩出していませんが、その母ソニンクは2005年ノットアローン、2006年ランフォルセ、2008年ノーザンリバーを生みました。またソニンクの初仔アコースティクスは2009年日本ダービー馬ロジユニヴァースの母です。ヴァイザーはソニンクを起点とする一流のブラックタイプを持っています。

この牝系の血統的特徴はCoup de Folieを持っている事でしょう。Coup de FolieはHaloとNatalmaの両方を持っているのでNorthern Dancer系ととても相性が良いです。またソニンクの牝系を遡ればBlandford系の血が豊富に流れていてスピードを支えるスタミナの補強もしっかりできる所も長所です。

ヴァイザーの父ノヴェリストはドイツ系の特殊な血を主体としていて、クロスの手掛かりとなるのはNijinsky内Northern DancerとMonsunが持つBlandford系の血となります。普通の繁殖牝馬ではNorthern DancerとBlandfordを強調した仔が生まれるので芝のスピードレースで苦しむ懸念がありますが、母ヴァイスハイトはHaloを2つもっているので、ヴァイザーにスピードを伝えることができたのだと思います。

思った以上に早く勝ち上がったのは喜ばしい事ですが、ここからしばらく2歳オープンは6ハロン戦が中心となるので、ヴァイザーに合うレースがありません。次走にどこを選ぶのか興味深いですし、もし6ハロン戦を選んだ場合、そこでどれくらいのスピードを示すのかもまた楽しみです。